青豆ほーむ

チラシの裏

今日みたアニメとか

どうも、旬が過ぎたアニメを物色するのが趣味の青豆です。今期のアニメとかなにやってるのかも知らないんですよね。実況とかすごい苦手なので。まぁ、自分のタイミングでみていきたいよね。録画とか積む。

 

今日は『お兄ちゃんだけど、愛さえあれば関係ないよねっ』(以下『おにあい』)みてます。『中妹』は全話視聴完了しました。あの作品、「心乃枝ちょう可愛い」とかほめといてなんだけど、実はそんなに好きでもなかったし、むしろあの作品で好きになれそうなの一人もいなかったのは内緒。シリアスとギャグの境界が曖昧で、もはやどういったテンションで彼女たちに挑めばいいのかわからなかったので、途中でiPhoneいじりながら流してみてました。無念。

 

で、『おにあい』はどうだったかというと、どストライクです。赤髪プレデター先輩はどうでもいいんですが(キタエリボイスは好きになれない)、他のキャラクターはとてもかわいいですね。いわゆるハーレムものとしてはキャラクターごとの表情や仕草に凝っていてよかったんじゃないでしょうか。服を不器用ながら必死で畳んでいくアナちゃんとか。そういった『キャラクターごとの差異』を見出しやすいです。ラノベは読んでないのでわからないのですが、演出家や作画の人はとても丁寧な仕事してますね。『アイマス』のように「きちんとキャラクターを積む(描写)」ことができてます。第一話の開始直後とか、過剰すぎるかなとも思ったのですが、及第点ですよね。話が進むごとに面白くなってくる。『まよチキ』や『にゃんこい』の時もそうだったんだけど、同じ監督だったのね、納得。OPもリピートするぐらい好きだなぁ。茅原実里は苦手だけど。

 

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図(a)那須原アナスタシア(精神的淫乱型無表情先輩)

 

テンプレどおりのハーレムものですが、個人的な好みとしては強烈な物語性のあるアニメというのは敬遠したいところなので、ハーレムものや中身がないといった作品の方が好きです。安っぽいヒューマニズムなんてドブにでも捨ててしまえ!

こういった作品があるから、『とらドラ』や『俺妹』『はがない』といった、真実を含んだ虚構、誰かのためにある物語がより強い力をもつことになるというのが、僕のささやかな信仰です。

ハーレムものや粗製濫造のプログラムピクチャーとしてのアニメに飽きた? よろしい。だけどそれによって引き伸ばされた、宙に吊られた持続を耐えたものにこそ、『まどマギ』のような悪意に満ちた強烈な物語が語られる瞬間、持続が切断される瞬間、テンプレートが己を廃棄する瞬間、サブカルや一般人といった「外部」が立ち現れる瞬間が垣間見られる。『真のアニメ』というものを体験できるのではないか……って、そんなわけあるか

 

すいません、おおげさすぎました。とにかく『おにあい』ちょうおもしろいです。個人的には銀兵衛推しです。あの不憫可愛さがたまりませんよね。

 

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図(b)猿渡 銀兵衛 春臣(萌豚歓喜型完璧幼馴染)(おっぱいもんだときのやつ)

 

手元に4巻まであるので、一気にみる予定です。原作は買わないけど、アニメのほうは円盤買うかもしれない。それぐらい好き。……そういえば妹の名前なんだっけ?