ダンサー・イン・ザ・ダーク 最後に残された希望の歌
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観ました。素晴らしい映画です。
天才映画作家ラー
この映画では、ミュージカル場面が主人公であるセルマの空想とい
ぼくの心に、人間を細かく切り砕き、それでも壊れない、残されたものの輝きを
だからこれは悲劇じゃない。工場の騒音、裁判所で走る鉛筆の音、
死刑台に立ち、彼女は歌います。最後から二番目の歌を。
もう一度いう。これは悲劇じゃない。この映画を悲劇だと嘆く人は
彼女は歌う、最後から二番目の歌を。僕らは知っている。最後の歌
……とかなんとか言っちゃってるわけですが、これが悲劇としてあまり
悲劇が弁証法的に展開していき、クライマックスに至る過程を盛り
ふっと姿を消すというか、爆発ではなく蒸発といった感じです。自
なんだかすごい色々台無しにした気分です。この映画をみて、非常
セルマソングス?ミュージック・フロム・ダンサー・イン・ザ・ダーク
- アーティスト: ビョーク
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