『世界征服～謀略のズヴィズダー～』～ロリの聖性～

TSUTAYAで並んであったのでレンタルしてきました！　ロリ最高、腋ぺろぺろしたいよぉぉぉぉぉ！！　黒星紅白先生のキャラデザインが活きてますね。非常に大好物です。

岡村天斎監督は『人造人間キカイダー THE ANIMATION』からのファンなのですが、この作品はちょっと彼のアダルトな作風とは異質な印象を受けました。90年代の、レトロ、とまではいかなくても、あの時代の作品の荒唐無稽さがよく出ているというか、懐かしい雰囲気があります。『メダロット』も監督してたのね。なんか納得できます。

この作品のタイトルともなっている重要なキーワード、「世界征服」についてですが、まだ二話しか見ていないので全貌はまったくわからないのですが、征服されたいという願望というかフェティシズムもつ人ってわりと多いんじゃないかしら、と思います。『紅』っていう作品でも幼女が青年に生きる意味を与える、という構図があって、それは違和感を放ちまくっていたのですが、妙に納得できてしまったのも、純潔や神聖なる者に対しての憧憬というか「非常に良いもの」であったからに違いないと、そう信じたいところです。

それはともかく、この作品のヒロインである星宮ケイト（ヴィニエイラ様）がすごく良いんですよ。どのように良いのかは非常に曖昧で、「ちょうかわいい！」という動物的な生殖本能が働いてしまうのはもちろんそうなんですけど、複雑で、いつもは表情がくるくる変わったりして感情豊かなんですけど人一倍つよい子で、決して本心を覗かせまいとする「気高さ」や常人には理解できない「野望」という大きなものを背負っていたり、彼女のために尽力したいという黒い気持ちが抑えられません。そういった自意識ばかり強くて自分の意志では一歩も外に出ることのないぼくみたいなオタクの欲望も一身に背負わされていると想像すると不憫でなお興奮しますね。最低だ……あまり突き詰めると自分が厭になりそうなので、割愛することにしましょう（まだ自分を諦めきれていないのか）。　彼女はメインヒロインだ！！！　そういうことで！！！

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