『世界征服～謀略のズヴィズダー～』～嫌煙者の思い～

今回は喫煙者に対するぼくの思いとかそんな話。『世界征服～謀略のズヴィズダー～』第三話において、禁煙ファシズム的な描写があったので、ちょっと考察とか書きたくなったのです。まぁこの回は制作者がどこまで本気なのかわからないほどリアリティを下げられたブラックユーモア溢れる内容ではあるので、こっちもどこまで踏み込んでいいのかわからんかったりします。それにしてもタイトルの付け方下手だな……

私的なことを言わせてもらえば、母親が過度のニコチン中毒者で、ぼくの学生服にタバコの臭いを消臭剤では中和しきれないほどに染み込ませたうえ、学校の生活指導員はおろか警察にまで目をつけられる、といった経験があるので、煙草飲みにいい感情はもっていない。単純に副流煙等、健康を害する要素が多々ある、という理由ももちろんあるけれど。あと喫煙者とキスしたあとはメシが不味くなる、と姉が言っていました。生々しいですね。

図（a）下北のヤンキーみたいな表情ですね。（見たことないけど）

ただ、「喫煙者は人に非ず」みたいな怨念めいた激情があるかと言われれば、そうでもない。自分に害のない環境で吸っていれば、つまりきちんと分煙されていれば問題ないです。映画とか、スクリーン上での喫煙はカッコよくて好きです。拳銃も煙草もコーヒー・カップももたない宙ぶらりんの俳優なんて見たくもない。煙草を吸う所作が好き、という女性も案外多いようです。

図（b）最後のキスは煙草のにおい。

分煙されているなら問題ないとは言いましたが、職場での喫煙はNGなんじゃないかと思ってます。喫煙者同士で群れてプカプカアディクトする様は見ていていいものじゃないし、嫌悪感が催してきます。恥を許容し、共有する場を、社内で提供するのは問題があるのではないでしょうか。非喫煙者の健康を害することのないように分煙されている以上、個人の勝手だとは思うのですが、甘えが見える、どうしても。おおっぴらに中毒していることを公言して回っているような奇妙な存在であることも気に入らないです。アディクトは自宅で耽溺するべき、エロゲのように。

図（c）外にある喫煙コーナーは消し飛べ！！！！！！！！！！

と、まぁつらつらと辛辣なようなそうでもないような言葉を並べましたが、この回は過剰にヒステリックで、むしろ制作者は非喫煙者側ではなくあくまで中立の立場にいるのではないか、そんな気がしてなりません。制作者の意図なんてノイズでしかないのは重々承知なのですが、ここまで悪意がみえてくると流石にね……

喫煙者撲滅は反嫌煙が感情が最優先であると言わんばかりにヒステリックな行動を起こすのであれば、決して成就することはないものだと思います。叩けば叩くほど助長するようなしたたかさをもつのが喫煙者ですから……。

面倒くさくなってきたので、それでは。

前回の記事はこちら。

『世界征服～謀略のズヴィズダー～』～ロリの聖性～ - 青豆ほーむ

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