『緋弾のアリア』Ⅸ巻~蒼き閃光~感想
『緋弾のアリア』Ⅸ巻読了しました。
これで現在刊行中の半分を読了したことになりますね。長かったような、短かったよな。わりと読書ペースは順調で、来年3月くらいには何とか追いつけそうです(なんだこの報告は)。……読み進めていけばいくほど、アニメ二期はありえないなと実感する次第です。『とある魔術の禁書目録』も絶望的だしな、もう期待するのはやめておきましょう……。
前巻の感想はこちら。
待望の理子回、なのかなぁ。ブラドとその娘ヒルダ、世界に残存する吸血鬼たちすべてを屠り(逮捕ね)、これで彼女にまつわるエピソードの大部分を今巻で消化したことになるんですが、やけにあっさりとしていたなぁ……。てっきり一巻丸ごとヒルダ戦に使うのとばかり思っていたのですが、シャーロック・ホームズとの決闘も、そんな感じだったし、もうそういう構成をする作家なのだと割り切りしかないですね。
あとは主人公とアリアへの借りと因縁だけが残り、それらの決着は最終巻あたりまで持ち越されることでしょう。理子・峰・デュパンⅣ世はラブコメ演出の礎(装置)と化したのだ……。エル・ワトソンもついでにな……。
読了した巻数も中頃に達し、そろそろ書店で新品のものを購入することが困難になってきましたが(ラノベコーナーは狭いので)、場合によっては中古、それでも見つかれなければ通販で……そんな感じでⅩ巻以降もなんとか読み進めていきたいと思います。それでは。