ライトノベル
五代ゆう先生によるダークファンタジー『パラケルススの娘』、今更ながら読了です。刊行されたのは2005年、なんと10年前の作品です。なんでぼくはこんな面白い作品を読まずにこの歳まで過ごしてしまったのか……と過去を嘆いていも仕方ありません。では感想を…
最近、「オフビートで硬質なラノベ」というものに餓えていまして、その趣向に合致した作品というものを探していたのですが、漸く出会えました。その作品のタイトルは、『灰燼のカルシェール』。 バラード的終末世界観で、ファンタジーや現実、人種や立場の違…
どうも何ヶ月ぶりかの更新です青豆です。いやー書きたくないとか書けなくなったとかそういう「真っ白なディスプレイに向かいあったまま朝を迎える」といった失意や絶望感がないまぜになったような、創作者がよく陥るようなスランプという大層なものでも、「…
新人作家夢澤章先生による『幻惑のディバインドール』、読了しました。ぼくは『ローゼンメイデン』然り、ドールを主軸にしたお話というものが好きなのですが、何故かそういった作品は需要がないのか、少ない。人工知能を搭載したアンドロイドが登場する作品…
『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』読了しました。もうすでに完結しているシリーズですが、今更ながら読み始めました。村上凛先生による新シリーズ『オレと彼女の萌えよペン』が気になっていたので、予備知識というか、興味本位です…
高校生ライトノベル作家である兄・和泉正宗と、【妹】と【イラストレータ】、ふたつの顔を併せ持つ相棒・和泉紗霧、二人の兄弟が紡ぐ、伏見つかさ新天地(とは言えない)ラブコメディ待望の第三巻、漸く読了しました。いまのところ所謂「最近のラノベ」に該…
谷川流先生の『絶望系』読了しました。個人的な印象としてはラブクラフト作品群を下敷きに、タイトル通り『絶望』を主体とした、涼宮ハルヒシリーズの彼岸に位置する作品、といったところでしょうか。 Review いきなり私事になりますが、初めて読んだ谷川流…
『緋弾のアリア』Ⅷ巻読了しました。 PLOT 犯罪組織《イ・ウー》の事実上の崩壊により、均整に保たれてきたパワーバランスも同様に傾くこととなった。そして、勃発した《宣戦会議》により集められた各組織の代表者たちは、規定された古の作法に則り、《師団》…
ほんと今更なんですがね。タイトルのとおりⅠ~Ⅵ巻まで読了しました。ちょうどアニメ一期分の物語を読んだ、ということで一応報告までに(誰に対してだ)。 いやー、おもしろいですね。アニメだとヒロイズムを遺憾なく発揮してくれた上条さんも、原作ではとて…
いま話題(たぶん)の賀東招二先生による新作『甘城ブリリアントパーク』読了しました。『フルメタル・パニック』シリーズからだいぶ趣向が変わりましたね。ライトノベルに新たな地平を拓いた学園ミリタリーアクションから、夢と魔法と愛に溢れたテーマパー…
どうも青豆ここあです。約一週間ぶりの更新です。はてなブログを始めた当初は、できるだけ毎日更新に努めていたのですが、読者の方から「質を大事にしないと(意訳)」みたいな指摘を受けたので、やめました。だからといって質が向上したわけでもなく、自分…
入江君人先生処女作(商業作家としての)、『神様のいない日曜日』読了しました。こちらも去年放送されていたTVアニメをDVDで鑑賞してからの購入です。まだ第一巻しか観ていないのですが、やや駆け足気味で世界設定や人物設定がいまいち把握しづらかったので…
アニメ第二期制作決定で話題のベストセラーライトノベル、早速読んでみました。TVアニメ版も並行して鑑賞しております。やー、これまた面白い。 一人称視点での主人公の語りも絶妙で、性格をあらわしてるのか、いい感じにしつこくていいです。設定自体は『僕…
『緋弾のアリア』Ⅶ巻読了しました。序章的立ち位置である「イ・ウー編」から次の章に移るための布石であるⅥ~Ⅶ巻。「万武(ワンウー)」なる組織からの新キャラクターともども、非常に楽しめました。 作者である赤松中学先生はガン=カタを骨子としたアル=…
読了です。今回からはオススメ度なる指標を記述することはやめにしました。アテになりませんし、何より、自分がどの作品をどう評価したのか、その重要な点を忘れてしまうからです。「あれ……そういえばこんな本読んだっけ?」と偉大なる忘却力によって読んだ…
オススメ度★★★☆☆(3.0) どうも久しぶりに更新しました青豆です。『搭乗者科の最下生』、読了しました。レーベルはHJ文庫、実はこの出版社から出ているものは一度も読んだことがなくて、HPを閲覧してみたところ、ファンタジーに力を入れてるっぽいですね。新…
ようやく現在刊行中の1/3を読み終えました青豆です。長かった、というか最近ホント読書量が減ってきていて、9月に読了した書籍はなんと2冊。自称読書好きを返上しなくてはなりませんね。自称の場合誰に返せばいいのでしょうか!!!知るか!!!(なんだこの…
オススメ度★★★☆☆(3.5) 話題の高橋弥七郎×いとうのいぢによるコンビ最新作。ちょっと乗り遅れた感じはありますが、漸く読了しました。因みに前シリーズである『灼眼のシャナ』は巻数が多いことも相まってアニメしか消費していません。4巻買おうと思ったら間…
オススメ度★☆☆☆☆(1.5) 『カゲロウプロジェクト』とは、じん(自然の敵P)によるマルチメディアプロジェクト(メディアミックス)のこと。その作品群の一角、ノベライズ版『カゲロウデイズ』を読了しました。原作はニコニコ動画に投稿された楽曲なのでしょ…
オススメ度★★★☆☆(3.5) 緋弾のアリア5巻読了しました。自分にとってはわりと順調なペースで読み進められております。メジャーなだけあって、安定しておもしろいもんなー。ちなみにオススメ度なるものを挿し込んではいますが、特に明確な指標はございません…
オススメ度★★★★☆(4.0) 前巻の感想はコチラ↓ 『エロマンガ先生』にみえる真実。 - 青豆ほーむ 伏見先生による新シリーズ、記念すべき第一巻が非常におもしろかったので間を置かずに購入しました。……したはいいんですが『左巻キ式ラストリゾート』を読み終え…
最近アニメとかラノベとかに意識が偏重しつつある青豆です。記事に偏りが出始めた……。 最初に断っておきますと、このブログに書かれる記事は批評なんていう体系的でエリートが書くような代物じゃないです。もっと体感的な、「ちょうおもしろかったです!」と…
エロマンガ先生 妹と開かずの間 (電撃文庫) 作者: 伏見つかさ,かんざきひろ 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス 発売日: 2013/12/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (22件) を見る オススメ度★★★★☆(4.5) 青豆です。伏見つかさ先生の新シリ…
読了しましたー! ってこれ発刊日確認したら2年前から連載している作品だったんですね。全然知らなかった。近所のTSUTAYAではプッシュされているような陳列だったのです。うーむ。月日が流れるのは早いですね(小並感)。 というか、ここでいちいち書…
最近ブックオフで105円で売られているラノベを購入しています青豆です。『とある魔術の禁書目録』とかだいたい105円コーナーに置かれてあるので、ちょこちょこコトコト集めています。ちょっと今から読むには巻数が多いような気もしますが、おもしろいので全…
タイトルが意味不明ですね(改めて読むと背筋に寒気)青豆です。 『緋弾のアリア』読了です。この作品はアニメから入ったというNIWAKAなんですが、非常に楽しく読んでます。アリアかわいいですね。作中のアリアの身体的描写からすでに「こいつぁ釘宮ボイスし…