青豆ほーむ

チラシの裏

パラケルススの娘買った!

最近ブックオフで105円で売られているラノベを購入しています青豆です。『とある魔術の禁書目録』とかだいたい105円コーナーに置かれてあるので、ちょこちょこコトコト集めています。ちょっと今から読むには巻数が多いような気もしますが、おもしろいので全巻揃えようかと思いまして。あと『緋弾のアリア』とか。

で、本日それらの他に購入したのが、こちら。

 

パラケルススの娘〈1〉 (MF文庫J)

パラケルススの娘〈1〉 (MF文庫J)

 

 

五代ゆう×岸田メルの作品です。ジャンルはゴシックファンタジーかな。古き良き時代の、というような意匠が好きですね。いま、ちょっとずつ読んでいるのですが、確かな文章技術と豊かな発想力にはぼくも感激しています。五代ゆうさんといえば『アバタールチューナー』で有名ですかね。世界の生きとし生けるものすべてが結晶化していくJ・Gバラードのような終末世界は美しかったなぁ。最近の『幻國戦記CROW』はあまり好きじゃないかな。ダークファンタジー特有のエログロさというのは読んでてあまり気持ちいいものじゃないので。内容はすごくいいんですけどね。

 

で、感想なんですが(まだ途中だけど)機械人形(全身凶器)レギーネ可愛いです。ヒロインである絶世の美貌と、強大な魔力を併せ持つ女魔術師クリスティーナも、従来のテンプレ通り超然としていてながらも、主人公に対して苛立ちや激情(暴力)をぶつけることに躊躇しないので、どこか人間味があって、感情移入しやすいな、と思いました。そのあたり『xxxHOLiC』の壱原侑子さんや『黒執事』のセバスチャンとの違いがあらわれていておもしろい。

 

時代設定も好きですね。19世紀前半のイギリス、産業革命第一次世界大戦の後のヨーロッパのカオスというのものにあこがれを抱かずにはいられない。清濁あわせもったこの街の匂いはどんなものだっただろう、といま想像しています。実際その時代に生まれたかったと問われれば、NOですが。『GOSICK』読み返したくなったぞ。

 

 

 

GOSICK-ゴシック- ヴィクトリカ (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)

GOSICK-ゴシック- ヴィクトリカ (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)

 

 

 

10巻完結みたいなので、ゆっくり読破していきます。

それでは。